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セイカ南国アスリートトライスーツ(袖ありタイプ)

セイカ南国アスリートのトライスーツ袖有りタイプ(トライアスロン用ウエア)のデザインを担当させて頂きました。セイカ南国アスリートではこれまでチームポロシャツ、チームTシャツやサイクルジャージなどのデザインも手掛けていて、第6弾となります。デザイン自体はこれまで製作したウエアデザインを継承しながらも少しずつ正常進化しています。

セイカ南国アスリートトライスーツ

通常、打ち合わせでイメージ案を絞り込んだり、さらにアイデアを膨らませる作業を行う際に用いるのはメーカーさんのデザインテンプレートにイメージを載せたものを利用するのですが、今回のトライスーツの場合はテンプレートが展開図みたいで複雑でしたので、より自然に立体的に見えるモデルのポーズに併せて、正面・背面からだけでなく斜め横からのイメージを描き起こしてプレゼンを行いました。

トライスーツデザイン_リア

体に直接的にフィットするワンピースであるために、より競技中のダイナミックな肉体の動きをデザインでも表現すべく、360度全方位からのイメージ提案が必要だと感じたのも一つの理由です。

今回デザインしたトライスーツはスイム・バイク・ランの3つの競技を連続して行うために設計されています。

トライフィットスーツデザイン_フロント

従って、それぞれの競技に特化していて、そのまま次の競技が行えるハイスペックな仕様です。特に袖有りタイプはロングやミドルの大会での着用を考慮して、肩部分が日焼けして体力を奪うのを防ぐ目的と、体内に蓄積した熱を効率的に逃がす素材が使われています。

トライフィットスーツ完成データ

前回サイクルジャージ制作の時と同様に《WAVE ONEオーダーサイクルジャージ》さんを選んで制作を依頼しました。トライスーツ(トライフィットスーツ)、高機能素材については詳細を知りたい方はWAVE ONE(製造メーカー)さんの公式Webサイトでご確認ください。

スイム・バイク・ランそれぞれのポーズで見え方、選手の躍動的な動きが違います。体の表面積を覆うパーツが多い分、より効率的にアピール出来るカラーリングの切り返しや面積の変化をつけて、より目立つロゴマークの配置を考えながらデザインを模索しました。

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